千歯扱き製作

当社の千歯扱き

当社の千歯扱き製作は弘前大学教育学部様の依頼で「児童生徒に千歯扱きを使った雑穀を脱穀させたい。作ってもらいたい」という打診があったことにスタートします。そこで青森県立郷土館に保存されている大正時代と昭和初期の千歯扱きを見せてもらい、その大きさを測定。特に「千歯」部分、金属製の歯の開隔や長さなどは見ただけでは判りませんのでしっかり測定をしました。 基本的にこれら2台とも米の脱穀用と言うことなので、雑穀にも適応するのだろうかという心配がありました。そこで特にお許しを頂き、持ち込んだ雑毅を実際に扱いてみました。良好な結果が得られたため、米やそば、その他雑穀でもこの歯寸法で対応出来るという判断に至りました。 これらの調査結果を受けて、大正から昭和前期に実際に利用されていた千歯扱きをモデルとして作成しているのが当社の千歯扱きです。


ご用途

これまでご用命いただきましたお客様のご用途は農業団体様から子ども達の体験に、あるいは自宅での農作業用にという米穀用のご注文、本格的なそば打ちをなさる方から、そばの脱毅に使いたいというご注文も承っております。作成前に調査をしていますので、この千歯扱きは米穀から雑穀まで十分お使い頂けます。

  • 特注品でございます。ご注文後のキャンセルは固くお断りいたします。
  • 価格は55,000円(消費税抜き価格)で作成いたします。ご注文後、当社から確認のメールを差し上げます。個人のお客様には申し訳ございませんが、御発注時に半額の前入金をお願いいたします。
  • 刃部分はご注文を頂きましてから特別に作成をいたします。 このため納期は1.5~2ヶ月ほど見て頂きますようお顯いいたします。
  • ご注文、ご相談は「お問合せページ」からお願いします。
  • 4~5月中の受注分についてはお届けが7月になりますのでご注意下さい。
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